2007-07-03

つい最近、某社の面接を受けて、内定を頂いた。当方、2年留年のどうしようもない奴である。2年前に就活して、某ベンチャー内定を頂いたのだけど、最終的に、ここでいいのか迷ってしまって、直前で蹴ってしまったどうしようもない奴でもある。で、その後、色々と精神的に支障をきたし、一年あまりほぼ何もしない日々を過ごしたという、正に世間でいうガチNEETでもある。

ところで、その会社面接を受けた時に、「素直だね」と予想外の評価を頂いた。自分自身を素直だと思ったことは一度もなく、寧ろ自身は屈折した人間だと思っていた。ただ、もしかしたら、NEETというよく悪くも何もしないでひたすら精神修行をしたことがそうさせたのかもしれないなとも思った。NEETやって気づいたことは、よくも悪くも自分は無価値であるということ。言い訳や批判や愚痴はいらない、全ては自分にはね返ってくるということ。一人でできることなんて、ほとんどないんだということ。想像力を持つことが如何に重要かということ。何が自分にとっていいかは時がたたないとわからないことが多々あるということ。日々感謝すること。日々精進すること。出会う人全て先生だということetc..

なんだか聖人君子みたいな台詞ばかりですが、本当にそう思えるんだから不思議なもんです。2年前、仮に就職して、そう思えたかどうか。人生って、不思議ですね。

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