学生のとき、国語の教科書が好きだった。
もともとライトノベル好きというのも関係していたのだろう。
ちゃんとみるプロの文章というのは、深みがあって、溶けたチョコレートみたいにドロドロしてて、面白かった。
古文も好きだった。
いや、勉強自体よくできたほうではなかったし、文法とかもほとんどわからなかったけど、あの文章の流れが大好きだったんだ。
台詞みたいに、一言一言はっきり区切った感じではなく、まさに流れるような文章が新鮮に感じられた。
余談だけど、世界史のコラムも好きだった。
先生がだらだら話してくれる本編はつまらなかったけど、歴史の隙間が垣間見えたコラムは、それだけ全ページ読み切ってしまうほどだった。
しかしまぁ、先生はどれもつまらなかった。
教科書は面白いのに、先生はつまらないとはどうゆうことだろうか・・・・・・。
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