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いくら分かった気でいても、分かりきれていない可能性がある（というか、多分分かっていない）
事を肝に銘じておけということでいいんじゃないか
「被害者や加害者の感情も俺は十分に思考した上で論理的に考えている」つもりでも全然十分でない事が多々ある。それは仕方ないんだけど問題は「俺はもう考慮済みだから」と全く反省しない態度にある。どれだけ考慮しても「分かっていない可能性は絶対にある」事を肝に銘じつつ考えないといけない。「考慮したからこれでＯＫ」ではない。論理を組み立てるその材料の感情部分があやふやなものだから、論理は何度でも覆される可能性があるし、論理的に正しくても正しくない（トマトは黒いと仮定すると、トマトは黒であり、カラスは黒であるから、トマトとからすは同じ色である、となるが、それは現実に即して考えると当然間違っている、というような。たとえがアレだけど）事があり得る。論理は絶対ではないというのはそういうことじゃないか？
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