飽くまで男女の行動的性差の存在を前提として、脳の違いからこれの説明を試みた場合の話でありまして、典型から外れた場合を指摘すればそれは当てはまらないのは当然の話です。似非科学というそしりはそのあたりに起因するのでして、現実に男女の性差というのは飽くまで統計的にbimodalになるという程度であり、個体差のほうがはるかに大きいことは皆さんもよくご存じでしょう。ですから先程来「一概には言えないが」と再三に渡り念を押している次第でして、他の多くの社会問題と同様「あなたがそれをする理由」がわかったところで「あなたがそれをやめる動機」にはならないのです。