デートしている夢を見た。
屋上遊園地、デパートの、古い、虹色の。ぎしぎし言うエスカレータとくすんだ色の鍋や生活用品。
泣きそうだ。
彼は黒いスーツを着て象の着ぐるみから色とりどりの風船を受け取って、つまらなそうにこっちをみて笑う。
「他に何がしたいの」
ああ、これは私が子どもの時の景色、私がまだ小学校にも上がっていないころの、懐かしい千葉のデパートの景色。
夕方に子どもたちが屋上に登って夕焼けを見るのどけさの中で、私は必死に言葉を考えている。
「何でもいい」
子どもの頃の景色に大人になってからの風景が混ざり合って落ち着かない。
昔の気持ちは消えてしまった。今残っているのはただ憧れと性欲くらいだ。
何がしたいかって、決まってるんだそんなの。
「セックスしたい?」
よかった、向こうから言ってくれて。
だって自分じゃそんなの言えない。
そんな夢を一晩中見ていた。
死にたい。
http://anond.hatelabo.jp/20070520230029 増田で死にたい死にたい書いてるのは君か。