http://anond.hatelabo.jp/20070319203218#tb
・基本的に「同族を殺すな、食うな」というルールが元にあった。
・当然そうしない種族は共食いで殺しあうので後世に残らない。
・他部族は自分達とは違う、人間扱いしなくても良い。だから殺して食べてもよかったところもある。
・「同族」の定義がヒトという種全てだ、ということになった現代では、人殺し・人食いは罪。
・牛が遺伝子いじくられて知性をもち、「同族」「我々」の定義に含まれた世界では、牛喰いが罪になる可能性が高い。
・牛よりも猿とかは現実にそういう主張がある。
・「同族」「我々」とそうではないものに明確な線引きはない。あったとしても、境界線上に存在するものが必ずある。
・堕胎問題などで「どこから命なのか」など言われるのと同じ。個人によってそのラインは異なる。線引きは常に誰かが恣意的にしたもの。
・戦争で相手を殺してもよいことになるのは、こういう理屈が関係している。
・他国の「我々」は自国の「我々」よりも、より「我々」でない。どちらかが死ななければならないなら、死ぬべきは向こうのほうだ。