あるときから時々土日に寂しいとかいう電話がかかってくるようになった。
と聞いたところ
「金曜日に誘いがあったが忙しいって言って断った。ルールズには水曜日で締め切れって書いてあったから。」
という。自分から断った手前寂しいとか言って甘えることもできないという。
2.その行動を生み出している「想い」を明確にする。
3.その「想い」によって生まれる「将来の行動」を予測する。
4.もっと良い結果を生み出す「新しい想い」を打ち出す。
5.その「新しい想い」によって生まれる「将来の望ましい行動」を予測する。
の5ステップである。つまり、啓発によって改善すべきは、「行動」ではなく「想い」。
しかし彼女は、ルールズを読んで、「想い」はそのままに「行動」だけを改善した。それが一番の問題なんだと思う。
ルールズのような、「成功するための行動パターン」系の本を参考にするのであれば、上記ステップを参考に、以下のようなステップを踏まないといけない。
2.その行動を生み出している「想い」を明確にする。(どういう考え方であれば、その行動パターンが自然に起きるかを考える
3.現在の自分の「想い」との相違を分析する。(何故自分は、2の考え方が出来ないのだろう
4.現在の「想い」と、ルールズの「想い」、どちらが「将来望ましい行動」を生み出すかを比較する
5.望ましい「想い」を採用し、考え方を改める
「行動」自体を改めようとすると、ある一定の範囲の問題の解決にしか役に立たず、本質的な解決にはならない。
ルールズを参考にした彼女は、ステップ1から一気にステップ6に飛んでしまったために、失敗したのだろう。
いくらセミナーに参加しても生産性の上がらないサラリーマン同様に、自己啓発と自己改善にはそれなりのステップがある事を忘れてはならないと思う。
ルールズを実践していた年下の女の子が知り合いにいた。当時そいつは24歳だった。そいつには4年ほどつきあっている彼氏が居るという話で、将来結婚するにあたってうまくいくようにル...
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