喪主をやった体験を話すよ。(もしかしたらこの辺だけの風習なのかも)
焼かれてしまった後に、焼けた遺骨と対面して、
「あー、こんな風になってしまった。儚いなぁ」って。
ここまできたら、きっともう泣かないと思った。
その後、遺骨を骨壷にみんなでいれるよね。箸で両端持って。
俺って不器用だから骨を落とさないように緊張してさ、
それでも力入れすぎて砕いたり、少し落としちゃったりで、
仕方ないから指で崩したの拾って、ごめんねごめんねといいながら骨壷にいれてさ。
んで、大腿骨とか長いじゃない。
当然あの小さな骨壷にはそんな長いのだとはみ出ちゃうわけさ。
そしたら火葬の係員の人がね、俺に木の棒を渡すんだよ。
「喪主の方、これで骨を砕いて入りきるようにしてください」って言うの。
もー堪えてたけどそこで泣いた。泣きながら砕いたよ。
亡くなってから、遺体が傷まないようにドライアイスで冷やされてさ、
こんどは火葬場で高温で焼かれちゃって、熱かったり寒かったりした後に、今度は骨を折られちゃうの。
木の棒でゴリゴリと。あれは辛かった。
二度とやりたくないと思った。
でも誰にやられるのもイヤだ。
俺がやってよかった。
火葬のあと、お骨を拾うじゃないですか。 子供の頃、あれはもうイヤだと思った。 2度とやりたくないと思った。 なんで親しかった人の骨を、その親しかった人達に拾わせるのか!?っ...
喪主をやった体験を話すよ。(もしかしたらこの辺だけの風習なのかも) 焼かれてしまった後に、焼けた遺骨と対面して、 「あー、こんな風になってしまった。儚いなぁ」って。 ここまで...
子供の頃にじいちゃんの骨を拾った記憶がある。 不思議と気持ちは落ち着いてた。じいちゃんのこと大好きだったけど泣いたりはしなかった。 親や親戚からも「あんたは強いねえ」って...