2007-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20070315174931

喪主をやった体験を話すよ。(もしかしたらこの辺だけの風習なのかも)

焼かれてしまった後に、焼けた遺骨と対面して、

「あー、こんな風になってしまった。儚いなぁ」って。

ここまできたら、きっともう泣かないと思った。

その後、遺骨を骨壷にみんなでいれるよね。箸で両端持って。

俺って不器用だから骨を落とさないように緊張してさ、

それでも力入れすぎて砕いたり、少し落としちゃったりで、

仕方ないから指で崩したの拾って、ごめんねごめんねといいながら骨壷にいれてさ。

んで、大腿骨とか長いじゃない。

当然あの小さな骨壷にはそんな長いのだとはみ出ちゃうわけさ。

そしたら火葬の係員の人がね、俺に木の棒を渡すんだよ。

喪主の方、これで骨を砕いて入りきるようにしてください」って言うの。

もー堪えてたけどそこで泣いた。泣きながら砕いたよ。

亡くなってから、遺体が傷まないようにドライアイスで冷やされてさ、

こんどは火葬場で高温で焼かれちゃって、熱かったり寒かったりした後に、今度は骨を折られちゃうの。

木の棒でゴリゴリと。あれは辛かった。

二度とやりたくないと思った。

でも誰にやられるのもイヤだ。

俺がやってよかった。

記事への反応 -
  • 火葬のあと、お骨を拾うじゃないですか。 子供の頃、あれはもうイヤだと思った。 2度とやりたくないと思った。 なんで親しかった人の骨を、その親しかった人達に拾わせるのか!?っ...

    • 喪主をやった体験を話すよ。(もしかしたらこの辺だけの風習なのかも) 焼かれてしまった後に、焼けた遺骨と対面して、 「あー、こんな風になってしまった。儚いなぁ」って。 ここまで...

      • 子供の頃にじいちゃんの骨を拾った記憶がある。 不思議と気持ちは落ち着いてた。じいちゃんのこと大好きだったけど泣いたりはしなかった。 親や親戚からも「あんたは強いねえ」って...

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