それは大学のランクと学習環境とに相関関係が見られると踏んだから。
ここで言う環境とはもちろん研究施設の規模も含まれるが、なにより周りにいる人物が皆優秀であることが一番大きな要因である。
世間一般的に優秀な大学に幸運にも入学できて1年が経とうとするのだが、先輩方の話を聞くとやはり環境は特段にいいものだということが分かる。
それは実際に自分でも実感するところであり、例えば飲み会の席で学問について語る、技術について語る、これほど愉快なものはほかにはないと確信している。
くだらない流行に必死についていくよりほかないこれまたくだらない大学に入ったところでいったい人生の何になるのだろうか!
それならば大学に入らずせっせと働いたほうが実になるし、世間のためにもなる。今一度、特に受験を控える人にはこだわりというか、執念を持ってよい大学に入ってほしいと思う。
いい研究者になってくれ たった1年でその道に入ろうというんなら それこそやり抜いてくれよ ちゃんと政治的なものもこなせよ