2007-02-02

南京大虐殺に思う

戦死と不当死あわせて10万人ほどで、うち何割が虐殺か、というかんじじゃないかな。

市街戦で虐殺なしはありえないのは、この間のバグダットの混乱をみてのとおり。

ただし指揮系統混乱の上での撤退戦である以上、国民党兵士の被害は通常の敗戦に比べかなり多いだろう。

その混乱は、そのまま住民の被害も増やすことになる。住民誘導もうまくいかず、逃げる兵士が住民にまぎれるなどが増えるからだ。

人数はともかく虐殺はいけないのは変わりないという主張はある。

それは今だに法輪功チベットなどに対してやってる中国共産党にそのままはねかえる。

しかし日本将官の責任は重大だ。現場指揮官は、統制不能に陥った責任は大きい。

そもそも南京攻略そのものが独断行為であり、突入させる必要があるかも疑問である。

そういう独断をゆるしていた組織風土軍隊としてはどうだろうかと思うので、より中央にも責任はある。

あと中国の30万人説は、項羽の20万人坑殺を考慮しなくちゃいけない。

名分的に歴史上最も多くなきゃいけない事情があるからだ。

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