以前、ロシアを「輝かしい昔が戻ってくる事を待ち続けている国」とした文章を読んだ。
軽く一読しただけなので全く文意が汲めていないかもしれないが、その時の私はそう読んだ。
それが輝かしくても真っ暗やみでも、もちろん昔は戻ってこない。
分からずにそうしているのか、分かっていて敢えてそうしているのか、ただ昔を待ち続ける。
私にもそういう所があるなと思う。
10年前ならどう思ったか分からないが、今は「それが本当の自分なんだ」とは思わない。
もしも戻れたらどうするんだろうと思う日があるだけだ。
あまり戻りたくはない。
でも、もしも戻れたらどうするんだろう。
戻りたくないと思いつつ、戻ったらどうするんだろうと考えてしまう。
2007年
書いた元増田さん来ないかな~