2007-01-08

妄想フューチャー

今まで何となくスルーしてたモノ。その分野での草分け的存在とか、金字塔とか呼ばれるようなモノ。

密かに話題になっていて、やっと自分の耳にまでそれが届いたモノ。

こういったモノに触れてみて、感動やら衝撃やらを与えられたときにいつも思う。

もっとアンテナを伸ばしたい。こういう「既に世界にあった僕の大好きなモノ」を

限りなく素早く、そしてまとめてキャッチできるようになりたい。

Webは確かにこういったことへの大きな助けになってくれたが、まだまだ精度が甘いし、分散しすぎてる。

願わくばアンテナなど必要もなく、好きなモノたちを入力するとか、脳をスキャンするとかしただけで

まだ未知の、そして僕が大好きに「なる」モノたちを確実に教えてくれる。

そんなことができてしまう時代を生きてみたい。

探すだけで時間が足りなくなってしまう時代から、気が遠くなるぐらいの好きなモノラインナップに

触れているだけで時間が過ぎていくような時代への変遷を体験してみたい。

もしかしたら、そんな人間の感情とか、モノたちが与えてくれる何かが全て分析しつくされ、

カテゴライズされてるであろう世界は、逆にとてつもなくつまらないのだろうか。

好きなモノが何かそもそもわからない子供たちに、はじめに触れさせるモノはどうするかとかの

大論争が巻き起こったりするのだろうか。

好きなモノが新しく見つかるたびに、こんな馬鹿げた妄想を繰り広げてしまう。

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