オーストリアは最近日本のメディアをはじめ、一般市民から大きな注目を集めました。わが国の公式日本語表記 「オーストリア」 に代わり 日本国民が日常的に 「オーストリー」 を使用することを奨励する運動を私が始めたことによるものです。
このテーマにメディアと一般市民が大きな関心を寄せられていることを大変喜ばしく思います。「オーストリア」 と 「オーストラリア」が頻繁に混同されていますが、その回数が減ることに役立ったことであれば幸いです。日本では観光・文化立国「オーストリア」のイメージが確立していることから、これらの分野において混同される可能性は比較的低いものです。
ここで強調したいことは、オーストリア大使館が日本語表記の公式な変更を要請したものではないことです。それは専ら日本国の裁量下にあると認識しています。
わが国の日本語における公式表記 オーストリア は変わりません。しかし、オーストリア大使館は 以前既に長年使われた経緯のある オーストリー が広く使用されることにより、「オーストリア」 が 「オーストラリア」 と混同される頻度を減らすことに役立つことを願っています。
大どんでん返し。