2006-11-14

[] "STUDIO VOICE" vol.372 DECEMBER 2006 p.35より

――90年代を通して聴いた音楽は?

「90年代は勝ってても全部売っちゃってる。90年代に抜けの悪かったものは、今興味の対象としてあるかも。そういえば90年代以降のメルツバウに何かあるんじゃないかという気がする。完全に訳の分からないものになってるじゃない。いつまで続くんだろうと思うと、もう我慢だよね。表現の戦いは続くんだなあと思って。要するに趣味じゃないんだよ。趣味というのは、完全に経済活動の中に取り込まれてるわけでしょう。メルツバウは趣味じゃないでしょ。『どういう感覚でこれが良いと思うんですか?』ということでしょ。それは批判じゃないよ。戦いなんだよ。趣味に走るひとは状況に興味がない人。状況からほど遠いのはオタクなんだよ、やっぱり」

――90年代はオタク=趣味の時代でした?

「趣味の時代だった。80年代はまだ風俗が、アニメ以外は趣味じゃないものとして成立してたんだよ。90年代はそれが消費活動としての趣味に確立されたんだけど、それをぶち壊すときですよ。僕はそのつもりですよ。趣味が何なのかもうわからないじゃないですか」

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