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はてなキーワード: ヤスオクとは

2010-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20100122111960

くじの当たり外れは「その時間にその商品を欲しいと思っている人間がどの程度いて、どのくらい入札のために金を使ってもよいと思っているか」による。

ヤフーオークションの場合は商品の金額が入札のブレーキになるが、

ヤスオクの場合は商品の金額の他に入札のための自分の持ち玉がブレーキとなる。

最後以外の入札は意味がないので、(特に競争者の多い商品では)最後の瞬間に入札することがとても重要になるが、

入札した瞬間に残り時間は追加されるので、結局は叩き合いになる。

叩き合いが行われれば行われるほど胴元が儲かる。

叩き合いに負けた者は入札料金分が丸損。入札成功した者は得をしているがその影には非常に多くの損をした人間たちがいる。

胴元が得するしかない仕組みだ。

ギャンブル性が高いので訴えられたら負けるかもな。

ヤスオクやばい

知ってる人も多いと思うがヤスオクってサイトがある。

知ってる人は何を今更、と思うだろうが旧来的な意味でやばい。

何がやばいって、運営側の儲けっぷりがやばい。

 

しらない人のために少しヤスオクのことを解説すると、ヤスオクオークションサイトだ。

普通オークションと違うのは商品を運営者が用意していることと、入札するのにお金がかかること。1回入札するのに75円かかる。

 

サイトには「80%オフ落札されました!」などの文字が踊っているが、おそらく嘘ややらせではないだろう。

なぜなら、このサイトは商品の販売収入収入源ではないからだ。

 

俺が注目していたのは、とあるカーナビオークション

市価は59,800円と書いてあるが、まあ実際には40,000くらいだろう。

最終的な落札価格は2,600円あまり。これだけ見ると破格だ。

しかし落札者はこれを落札するために220回も入札している。つまり220*75円=16,500円を入札に使っているのだ。

 

OK、OK。確かに220回の入札に要した金額を入れても20,000円弱、十分安いだろう。落札した人、おめでとう。

でも見るべきところはそこじゃない。

 

この商品は「1円オークション」と称されており、1回の入札ごとに価格が(通常だと15円のところ)1円ずつ上がっていく制度になっている。

参加者から見れば急激に商品価格が上がらなくて助かるのかもしれない。

 

ただ、だ。

最終価格が2,600円あまり、ということは2,600回以上入札がなされた、ってことなんだ。

2,600*75円=195,000円。運営側は市価の4倍の金額をこの商品で手に入れたことになる。

 

サイトが悪いとは言わない。

落札した人もおめでとうとしか言えない。

ただ、見に行く人は飲み込まれないように気をつけろ。これは金持ちだけが勝てるゲームなんだ。

 
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