あらすじを紹介したり、植田まさし風の漫画にして、中身がないだのくだらないだのと品評しているのを見た。
明治から昭和の文豪と言われる人たちの作品だって、あらすじや漫画にしてしまえば、惚れた腫れただの死ぬの死なないのなど、どれも凡庸で中身のないものばかり。そんなどうでもいいようなことをだらだらと書いただけなのに文豪と奉られているのは、登場人物や情景を文章に描き出した表現力とかストーリー以外の部分がすごいからでしょ?あらすじだけで評価をする意味が分からない。
ネット住人と親和性の高そうなラノベの世界とかでは、評価方法が違うのかもしれないけど。KAGEROUって、ラノベじゃなくて小説の枠で発表されてるものなんだろうし。
ヒント:文芸批評と読書感想文の違い。