ミスをしてはいけない、失礼な事をしてはいけない、嫌われてはいけない、丁寧にしなければいけない。
支えなければいけない、弱音をはいてはいけない、出来ませんと言ってはいけない、完璧でいなくてはいけない。
自分に言い聞かせて生きてきたら、つらくなった。
ある時突然、全部置いて逃げ出したくなった。
死にたいとかは思わなかったけど、どこか静かな所でぐっすり眠りたいと思った。
時計も携帯も無い所であったかい布団に潜ってずっと何も考えずにいられたらどんなに幸せだろうかと思ったら泣けてきた。
いっそのこと明日起きたら世界中の人が自分のことをすっかり忘れていてくれないだろうか。
こうして今自分が書いている文章すら霞のように消え去っていたら生きていけるのに。
書くということは整理しているということ。 たださみしいのだね。 俺もわかるよ。