物語とか社会とか、その流れの中心にいられない人たちにも、べつの物語なり社会があるんだろうか。
社会が流動的な存在であるとして、その流れから外れてよどみに迷い込んだ人たちは、社会から離されてどこに漂っているんだろう。
そういった社会の流れとか、離れちゃってるよどみとか、全部乗っけて何だかよくわからない大きな流れがどこかにあるんじゃなかろうか。
たとえば太陽系が宇宙の外側に向かってちゃくちゃくと動いているみたいに。
カリスマの名を冠する船頭がいて、大衆って言う潮流があって、流されるしかないたくさんのサイレントマジョリティと、巻き込まれ結果的に飲み込まれてしまうマイノリティとがいて。
みんなでどこまで流れていくんだろう。みんなはどこまで流されていくんだろう。
たぶんどっかにあるんだろうけど、発見されていないから、 きっと永遠に見つからないんだろうね。見つかったらそれはただの日常と化すだろうから。
太陽系が宇宙の外側に向かってくちゃくちゃと動いているとは初耳だ。 宇宙の外側ってどこ? ブラックホールの向こう側のこと?
確かにくちゃくちゃ動いてるのは初耳だな。 さておき、宇宙って膨張しているわけよ。ビッグバンかなんかの影響が今も残ってるのか知らんが、空間が拡張中なわけ。 っていうことはだ...
移動するのはいいよ。本当は移動してないんだけど。各点はそのままなんだけどね。「ビニールシート」の理解がこの問題で一番ダメな理解の仕方なのさ。 どうせ例えるなら風船にしな...