複数の調査からも、妻たちのおひとり妻ニーズがはっきり読みとれる。
たとえば、博報堂生活総合研究所の「夫婦関係20年変化」。この調査で「一番充実させたい時間は?」との問いに、妻の最も多かった回答は「自分のプライベートな時間」。20年前と比べ10%以上も増え、なんと65%にものぼった。
対する夫はどうか。これがまた驚く。同調査で、「夫婦一緒の時間(を充実させたい)」と答えた夫は9%増え、40%に達しているのだ。逆に妻では、同じ声が20年前より9%減り、26%に留まった。
つまり働く夫たちは、不況の影響もあって「早く家に帰りたい」「妻や家族ともっと触れ合いたい」と感じているのに、妻は「ひとりになりたい」と強く希望する。この20年間で、夫婦間のギャップがグンと大きく広がってしまった格好だ。
元記事に挙がっている数字からだけでは論旨がこじつけにも見える。
というわけで元データをひいてみた。
http://www.seikatsusoken.jp/pdf/RN_20081120.pdf
注目するべきは2008年時点の割合と1988~2008年の変化か。
2008年 | 変化 | |
夫 | 46.2 | -11.1 |
妻 | 64.8 | +10.3 |
夫 | 39.3 | +8.7 |
妻 | 26.2 | -9.0 |
ただ設問は2つまで回答を上げられるとある。
夫 | 55.7 | +15.4 |
妻 | 50.3 | +8.9 |
男性は「プライベート」が減り、「夫婦一緒」「家族一緒」が増えた。とくに「家族一緒」は大幅増。
女性は「家族一緒」が増えたが「夫婦一緒」は減って、「プライベート」は増えた。"家族"に旦那を入れたくないのかな?
まあ元記事の論旨はだいたい合ってるね。
また稚拙な分析好きの人w