2010-01-19

http://anond.hatelabo.jp/20100118201158

有事法制は確かに国民の移動の自由や財産権を制約できる。

それは何のために行えるの?

国民生命や身体の安全のためじゃないのか?

結局は、個人の尊厳であって、制約によって失われる人権と制約によって守られる人権との利益衡量になる。

記事への反応 -
  • どんな全体主義国家だよ。個々の国民の基本的人権が国益に優先されるのは当たり前だ。 「国益」と国民の「基本的人権」がそれぞれ独立した存在だと思ってたら大間違いだよ。 どち...

    • 公共の福祉によって、個々人の人権も制約されることが許容される。 しかし、公共の福祉=国益ではない。 公共の福祉は、人権と人権の衝突を相互調整するための内在的制約であるから...

      • しかし、公共の福祉=国益ではない。 どうして自信たっぷりにそう言い切っちゃうかな。

        • 公共の福祉(こうきょうのふくし)とは、人権相互の矛盾衝突を調整するために認められる衡平の原理のことをいう(一元的内在制約説)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%85%B1%E3%81%AE%E...

          • だからといって「常に人権を優先すべき」なんて結論には至るとは限らんだろ。 たとえば有事法制がその典型だし。

            • 有事法制は確かに国民の移動の自由や財産権を制約できる。 それは何のために行えるの? 国民の生命や身体の安全のためじゃないのか? 結局は、個人の尊厳であって、制約によって失...

            • 国益が第一優先だと主張している増田も、どうも憲法のことは詳しくないんじゃなかろうかという気はするが。

        • 表現の自由対プライバシー権や名誉権という人権対人権の場面では、どう国益と一致するの?

      • 公共の福祉=「国益」とか公共の福祉=「国家の強権発動」という勘違いはなぜ生まれるのだろう。 公共の福祉の本質なんて大学教養レベルの憲法の知識のはずなのに。

        • まぁ、教員免許でも取ろうと思わない限り、教養課程で憲法を取らないことはあり得るし。 よっぽど関心がなければ、知らないのも仕方ない。 ただ、憲法の絡む議論をするのであれば、...

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