日ごろは酷使されている使用人も盆暮れには休みをもらい実家に帰る。大晦日に奉公先を発つが故郷は遠い。元旦はまだまだ旅の途上である。旅籠で身を寄せ合うようにして夜を明かし、まだ見ぬ家族の話に花を咲かせるメイドたちの姿を見て詠んだ句とされる。
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