2009-02-12

愛とかんしゃのえがお

あるほいくえんで、50人の子どもたちが泣いていました。

せんせいは、「愛してるよ、ありがとうありがとう」と子どもたちに言いつづけました。

やがて、一人の子が泣きつかれて、大きなあくびをしました。

そのようすがとても愛らしく、せんせいはおもわずその子の顔をカメラとりました。

それはちょうど笑った顔のように見えたしゅんかんで、うれしくなったせんせいは、

「愛とかんしゃの言葉をかけたら、こんなすばらしい笑顔になりました。」

と言ってたくさんの人たちにしゃしんを見せました。

見た人たちはみんな、

「なんてすてきなのでしょう。愛とかんしゃって大切なんですね。」

と、とてもかんどうしました。

やがてこのしゃしんは、学校のどうとくのじゅぎょうでも使われ、せいとたちは「愛とかんしゃ」の大切さを学びました。

せんせいはこのしゃしんをもって、あちこちでおはなし会をしました。

やがてこのしゃしんは本となって国をこえ、世界じゅうに広まり、せんせいはにんきものになりました。

でも残された子どもたちは、今もずっと泣きつづけているんだとさ。

おしまい

(※これはポエムです)

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