修造みたいな担任はよく言えば熱血、悪く言えば暑苦しい男だった。
顔もなんか照れとか関係なく常に赤かった。
修造みたいな担任は体育会系だった。
生活ノートに「ネットする時間減らせ」とよく書かれた。
修造みたいな担任はテニスが上手かった。
顧問をしていたテニス部はインハイの常連だった。
修造みたいな担任は声がでかかった。
三者面談では廊下にプライバシー筒抜けだった。
修造みたいな担任は怒ると怖かった。
教室の端から端まで投げ飛ばされる夢を見た。
修造みたいな担任はクラスを結束させた。
でも皆に配った白いハチマキ、誰もつけてなかったぞ。
修造みたいな担任は私に進路を示してくれた。
ありがとう。
修造みたいな担任は私たちと一緒に卒業し、今もどこかで声を裏返らせている。
Permalink | 記事への反応(1) | 00:46
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そして多くの人間を傷つけている。 あの性格はスポーツエリート教育にはもしかしたら向いているかもしれないが教育者には向いてないよ。