鏡なんて嫌い。
太りすぎだからでも痩せすぎだからでもなく、単に美しくない。
大きなガラスに自分の姿が映り込んでいるのに気づいたときの、惨めな感情。
数字で見る自分なんて嫌い。
日本で何番目の頭脳で。日本で何番目の収入で。
一つのグラフに自分を位置づけたときの、残念な事態。
客観的に見た自分なんて嫌い。
そうやって人を見てはうらやんで、自分と比べては自らをさげすんで、悲観的になるサイクルを回している自分は主観的に嫌い。
人の目に映った自分はゴミクズなのか、虫けらなのか。
好意的でないか無感情か。
気になって仕方ないのにマイナスの選択肢しか挙げられない自分が嫌い。
大嫌い。何もかも大嫌い。
こんな文章を街中に残して誰かに読んでもらおうという自己顕示欲も。
Permalink | 記事への反応(1) | 22:58
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自分のことを好きになれないのは辛いよね。 で、君の好きなものは何? 何を愛してる?どんな人を尊敬する? それはあなたの中にある美意識が形をまとって現実にあらわれたものなんだ...
私が好きなものは甘いもの。私を甘やかしてくれるものです。 自分の存在を忘れて没入させてくれるような映画や書籍が好きです。 私の尊敬する人は自分を厳しく律して世界と対峙する...
君はもう見つけているはずだよ。 君の中の寛容さと自立した精神を。 少なくとも、僕は見つけている。