2008-01-27

哲学的ゾンビ

レジに並んでるとすぐ前の婆が大量の小銭で清算を始めた。

700円ぐらいの買い物なのに軽く100枚ぐらいの小銭。

まぁ別にいいやと思って並んでると

「ごめんなさいねぇ。」

とこちらを向いて軽く会釈。

「別にいいですよ。」

とこちらも会釈。ここまでは別に良い。

10円と100円でレジのおばちゃんが清算しようとすると、小銭を取ってくれとか言い出して

1円玉から清算を始める始末。

流石にこれは終わらない予感がしてきたところで

「ほんと、ごめんなさいねぇ、おぼっちゃん。」

とか言われた。

こういう人を見るとリアル哲学的ゾンビってのは存在するんじゃないかとか思ってしまう。

普通に生活してたら迷惑かけてる人に大して「おぼっちゃん」とか言わないだろ。いい歳した婆が。

もしかしてこれは哲学的ゾンビが見せた一瞬の隙なのでは?とか思ってもいいでしょ。

まぁ別に1分1秒を争う人生ではないので時間の浪費は別にいいんだが、なんだか世の中が胡散臭く思えてしまう。

結局別のレジ会計をものの30秒で済ませて、袋に物を詰めているとすぐ斜め前にさっきの婆が。

ムスッとした顔で袋に物を詰めている。まぁ話しかけられると余計迷惑だったからいいけれど。

ただ、本当はきっとその婆にも人生があって人生観があって幸福観があって哲学があって、

その上で現在の行動が行われているんだろう。

まぁたぶん、ただのアホなんだろうけど。

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