お笑い芸人が某所で祭られた件について
弁護はしたくないのだが、できる余地があるとすれば、障害者について批判的に触れることがタブーになっているようであることへの批判のためにネタとしたのではないかという、つまり社会風刺として読むということではないか。
しかしそれにしてもこの障害者をタブーにする構造をなんとかして語るべきであり、障害者自体をただ中傷するようなネタについては、これは手法としてもまずいのではないか。その方法では批判の根本的な意図が、どうせなかったのだろうが上にあったとしても伝わらない。
そのためまったく面白みのないDQNによる暴力の告白のようになっている。もしくは自分の価値観のおしつけ。
これが笑いとして評価されるんだったらあらゆる反社会的な武勇伝が同じように評価されることになるんじゃねーのか。それでいいんですか、みたいな。
これで笑うひとがいる点に人間の価値評価の基準いろいろを見るのであるが、ともかくこれは風刺でもなんでもないよなあ。そういう点に怒っているんでしょみんな。(またはリンク先の彼ら)