彼らが思う「民族」は生活している文化圏が一致する集団だと思った。
「民族」という言葉はなるほど未定義だが、後者なら普通は「文化の同一化圧力が強い」であって、そこに「民族」という言葉を使うのはいらぬ誤解を招く。それに民族だろうが文化だろうが、「単一」でもなければ、従って「純粋」でもない。@加藤周一
同化させられる・している傾向が強い国なら「単一民族国家」でいいじゃない。
同化「させられる」傾向が強い国だ、という自覚があるなら、なおのこと「我が国は単一なる民族の国家であります」という言明を行うことの無神経さに気づくべきだと思うのだが。少数派がそれを主張するならまだしも、多数派がそれを言うのは、多数派に属しているということからくる油断にしか感じられない。
あなたのいうルーツとしての「民族」を語るなら当然重要だろう。文化としての「民族」についても、その文化がいかなる「ルーツ」を持つのか知ることは、文化的アイデンティティを確認するためには当然重要だと思うけど。
たとえば自分たちが発明したわけでもないものを「オリジナル宣言」するのはみっともないことだ、というのは、ごくごく一般的に理解できることだと思うんだけど、どうでしょう。
同化「させられる」傾向が強い国だ、という自覚があるなら、なおのこと「我が国は単一なる民族の国家であります」という言明を行うことの無神経さに気づくべきだと思うのだが。少...