1粒ずつ個包装してあって、剥いて食べる。
昔は、それ専用の小型ディスプレー棚があった。
赤字に白いクロスのバージョンと2種類のパッケージを10個ぐらい並べられるようになっている。
思い出すのは、それがいつも、古くさい菓子屋の店先にあったこと。
いつ建てたのかもうわからないぐらい古い木造の店舗の薄暗い店先に置かれた古くさい木枠のショーケースの上に、白いプラスチックのディスプレー棚があって、白と赤の光り輝くグリコアーモンドチョコレートがいくつも差し込まれてあった。
外はじりじりと暑い夏だ。
でも、店に一歩入ると、すえたにおいの空気がひんやりとする。
店の中の古くさい椅子の上には三毛猫がいて、こっちをにらんでいる。
「ください!」と店の奥に向かって声を掛けると、もんぺをはいた腰の曲がったおばあさんが「はいはい」といいながら出てきて、お金を受け取る。
おばあさんは店の裏手で畑仕事をしていたらしい。
名糖アイスクリームの冷凍庫を横目で見ながら、あっちにすればよかったかなとちょっと後悔した。
たぶん、小学2年生ぐらいのころの思い出。
それ俺んちじゃねーかよ。
そろそろ小学校で英語を必修化すべきじゃないか?なんてまじめな話から始まった増田であるが、売れ残る女の特徴×ニコ動を観ていて考えた、俺の望む未来のレンタルビデオ屋の形態。...
増田日記乙。お前を待ってたよ。