2007-02-13

URL of 404

やあ増田,僕の古い友達

君とまた話をしに来たんだ.

なぜなら幻想が静かに忍び寄ってきて

僕が寝ている間に種をまいて行ったから.

僕の頭に植え付けられた幻想は,

今もってなお,404のURLに留まっている.

裸灯の下で僕が見たのは,

1万人もしくはそれ以上のブロガーたち

人々は考えもせずにコメントし,

記事も読まずにブクマし,

言葉が共有されることもないブログを書いて,

404のURLを妨げようともしない.

衆愚が! 僕は言った.君たちは知らないのだ.

404が癌のように広がるということを.

僕の教える言葉を聴くんだ.

僕の伸ばした手を掴むんだ.

だけども僕の言葉は404の雨粒のように零れ落ち,

404の壁の中にこだました.

そして人々はお辞儀して祈った,

彼らが作ったアルファブロガーという神に.

ブログには突然警告のサインが現われて,

その光は文字を織り成していた.

サインは語っていた,

預言者言葉は,匿名掲示板スレッドや,

youtubeの投稿に書かれている」と.

それは404のURLの中で囁いていた.

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