はてなキーワード: 過去帳とは
専門外のことをちょっと知りたいときに、ネットは便利です。
グーグルやウィキペディアで新しい発見をしたことも少なくありませんが、
ちゃんと裏を取るのは当然だし、間違いもずいぶんある。
『国史大辞典』の関連項目読んで、主要文献が併記されてるからそれも見る。
人物でわからないのがいれば『明治維新人名辞典』、『明治過去帳』、『日本人物情報大系』なんぞを使う。
で、歴史学の場合、どれだけ人様がみてない資料をつかったか、というのが
評価基準のひとつとなる。そこで『近現代日本人物史料情報辞典』等で
ナマの資料の所在を確認する。
これはただ見に行くしかない。
明治頃まで、公文書も書簡も「くずし字」で書かれたものがほとんどだから、
これは『くずし字用例辞典』などを見て解読する。
漢語は、『諸橋大漢和』みないとわからない、なんてこともある。
使い勝手がかなり悪いらしい。
そんなこんなで、この商売では紙の辞書は絶対不可欠。