はてなキーワード: 古川緑波とは
「キモイ」の反対はしばしば「イケてる」です。「イケてる」は恐らく「イカす」の派生語です。「イカす」を広めたのはエノケン・ロッパの古川緑波氏と言われます。即ちキモイを退けて「イケてる=イカす」ことを称揚する彼ら彼女らは、昭和期のお笑いムーブメントに無意識にコミットしている。
冗談はさておき「馬鹿!」を「私は君を馬鹿だと思う」と読めば主語はあります。主語は関係ない。それから「私は君の行動を気持ち悪く思うのです」と丁寧に言えば結構、許容できるでしょう? だから「気持ち悪い」という意味が問題ではない。
問題は「キモイ」が価値判断の言葉でありながら、その内実が「棚上げ」されていることでしょう。その審判がどこから下されているのか本人もよく分かっていない節がある。無邪気に「客観的」という言葉を使ってしまうあたりにもそれは表れていて、恐らく彼ら彼女らは自分以外の「何か」を参照して、キモイと言っている。その内実が分からない。明かされないままに濫用されるから腹が立つ。
アレです。背中にバカと書かれた貼り紙が、本当はないのに「あるようなふりをして」遠まわしにバカにされるようなもんです。
「君、背中に"何か"ついてるよ」「え、なになに?」「さてね」「やだ、教えてよ」「自分で見れば?」「見えないよー」
では「何か」とは何か。それは「イカす」を広めた古川緑波氏と何らかの繋がりがあるのではないかと当研究所は睨んでいます。ロッパの野郎、墓から引きずり出してやる! 待て続報。