はてなキーワード: 八重花桜梨とは
「佐倉楓子が好き」の類の書き込みだ。
この場合、「佐倉楓子」は「飯田線」でも良いし「ティーガーI」でも良い。
ここで空気を読まない行為は、「相手の好みを否定する事」。
ジャンル全体でもいいし、個別の対象でもいい、この手のエントリで否定するやつはKYだ。
「八重花桜梨の方が良い」との答えを期待し、お互いにお互いの嫁について美点を語り合う、と言うのもコミュニケーションとしては成り立つ。
大事なのは「否定しない事」だ。
もちろん、このようなものは範囲限定の「狙ったメッセージ」だが、対象や作法を名指しするのは興ざめだし、同じ空気をツーカーで汲み取ることにこそ意義がある。
そういう意味ではオタクの方にこそ「空気読め」と言うエントリは多い気がする。
「持ち帰り!そういうのもあるのか」とつぶやいた時、「孤独のグルメ」なやり取りを期待するような、そんな「空気」。
「同調」と言ったときに、「同じ背景知識」を求めるか、「同意」を求めるかの違いはありそうな気がしなくもない、そんな夕暮れ。