2024-02-15

アラサー世代の中でも格差が広がっている件

自分はまさにゆとり世代のアラサーだが、この世代が世代内の格差が一番激しいと思う。

一番の勝ち組は、結婚済・家持ち。

同世代の中でもライフステージが最も進んでおり、仕事も頑張りつつ、子育てにも励んでいる人が多い印象。

何よりも住宅価格が高騰する前に購入しているので無理なローンを組んでおらず、すでに含み益が生まれているケースが多い。

地方に移住して、テレワークしながら優雅な生活を送るようなさらに進んだハイスペ家族も見かける。

次いで、結婚済であるものの家を買えていない組。

住宅価格が高騰する中、すでに家を買っている同期と同じような場所を買おうとすると、数千万単位で価格が上がってしまっており、予算を上げるか、都落ちして郊外に行くかの2択を迫られる。

金利の上昇がチラつく中でのハイレバを効かせた住宅ローンは、かなり重い意思決定であり、かと言ってうかうかしていては二度と一般家庭には買えない価格になってしまうのではという恐怖もある。

当方はこの部類で、夫婦共働きで比較的金銭的には余裕があるはずなのに、家も買えない状況。

共働きを維持するには職住近接はマストだが、せいぜい主任程度の給料では夫婦で足し合わせてみてもなかなか希望する条件の物件は出てこない。

Twitterで情報収集してみるものの、すでに購入済のマンションアカウント達の煽り合いばかりで、ペアローンはやめとけとか何だとかで盛り上がっており、肝心の同世代の悩みはなかなか見つけられない。

ペアローン前提じゃないと家を買えない時代なんだよ。

みんなどうしているんだ。

さらに、一番厳しいのはまだ結婚していない人たち。

コロナ禍に20代後半を潰され、年齢だけが増え、伴侶も家も無い。

もちろん色々な事情があるのだろうが、アラサーにもなってマッチングアプリをめくっている間に、結婚済の同期たちはその時間を仕事や勉強にあてており、スキルアップして差が開いている。

家の購入なんてもっと先の話である。

こうして振り返ると、我々アラサー世代は、いわゆる陽キャでコミュ力のあるような人ほど結婚が早く、家も買って結果として得をしており、仕事面でもバリバリやれている印象がある。

そして、まだ家を買っていない組、まだ結婚していない組は、それぞれ足りないものにやきもきしており、格差は金銭的にも精神的にも日々大きく広がっている。

当たり前の帰結になるが、いわゆるクラスの中心にいたような人ほど、順風満帆な人生を送っており、そうでなかった人はわりと今様々なステージで苦労をしているように見える。

結婚するなら早い方がいい、と言うが、結局のところ、人間として優れている人が早く結婚してライフステージを進めているというだけなのかもしれない。

  • ライフステージって言葉マジで気持ち悪い 広告打つ時に端的に表現できるから使ってるんだろうけど死語になると思う

  • やっすい築古の大規模マンション(80戸以上)の部屋を買えや もちろん管理がいいところな ペアローンは病気、クビ、離婚の時に悲惨やぞ

  • 地方に移住して、テレワークしながら優雅な生活を送るようなさらに進んだハイスペ家族 こっちは都落ちって言わないの謎

  • 婚活ネタががあきたらつぎはこれかな

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