2021-05-11

積み上げた虚構限界

そろそろ精神が保たない。

日記など書いている場合ではないし、書いたところで現状が変わるわけではないが、何か吐き出したい。

少しは気持ちを整理することができるだろうか。思いつくままに書いてみる。

就活がつらい。なんで多くの人がこれを突破しているのか。

周りの友達はつらいと言いながら結局内定をとっていく。うそつきめ。

いや、悪いのは結局自分なことは自分がよく知っている。

何もしない自分がどう考えても悪い。周りに当たっても仕方がない。真面目に就活していればこんなことにはならなかったんだよ、あほ。

就活しなきゃという気持ちはずっとあったが、結局出したのは2社だけ。それも締め切り当日。

面倒なことは先延ばしにし続ける悪い癖だ。だってゲームの方が楽しい。

今までそれでなんとかなってきたのがよくなかった。絶対にいつか破綻するのがわかっているのに、今まで上手く行き過ぎた。

最近徐々にエスカレートしている自分が嫌になる。

その片鱗を見せたのは大学受験だろう。センター試験を受けたあと、2次試験はもう受かるだろうと思って勉強する気が起きなかった。

直前期だというのに親に隠れてゲームをし、勉強などほとんどしなかった。結局は合格者最低点から3点ほど上で合格した。

受験直後は後悔したが、結局受かったのがよくなかった。ここらへんのダメージが少ないうちに矯正した方がよかった。

特に勉強のモチベもなかったし、大学の授業は聞いてもよくわからなかった。周りが優秀なのもよくない。劣等感を感じる。

単位は必要最低限の勉強で取ることになった。過去問と解答を覚えるだけ。何も身についていない。それでも単位は取れた。試験を終えたらすぐ忘れる。

まわりには要領が良いだのコスパがいいだの言われた。悪い気はしなかった。

やりたくないことは最小限の力で乗り切るに越したことはないと自分に言い聞かせ、何もできない自分をごまかした。

周りがみんなするからという理由だけで大学院受験をした。何もできない自分は過去問を見なければ単位が取れないように、

他の人がやっていることを見なければ事を為し得ないのだ。この時点で就活という手はなかった。

幸い内部進学ということもあって過去問があったし、情報交換もできた。しかし、モチベはない。

そもそも研究など向いていないのに周りに流されていくような場所ではない。ここで留年して就活するのもありか?

しかし他の人と違う道に逸れるのは怖い。自分は一人では何もできないのだから。

そもそも卒論はやる気が起きないし院試は受かっても地獄落ちても地獄。この時点でカウンセリングを受けた。役に立たなかった。

結局カウンセラーも他人事だから、とりあえず院試を頑張ればいいじゃんみたいなことを言っていた。

いや、そうなんだけども。悪いのは自分。でももっとどうしようもない気持ちを親身に受けてくれるもんだと思っていた。何か救いが欲しかった。

院試の勉強から逃げ続けていたが、結局3日だけやった。これまでの経験から、本当に最低限の勉強はした。

やりたくないと言いつつ、本当に何も勉強しないのは怖かった。少しは勉強したという免罪符の意味合いもあった。

受かった。受かってしまった。大学院への進学は嬉しくなかったが、他の人と違う道に逸れなかったことには安堵した。みじめな人生だ。

卒業論文は、それほど苦労しなかった。自分から研究することは気が進まなかったが、たまたま先輩と話し合いをしているうちに

テーマとアイディアをもらったのだ。与えられたレールに沿って進むだけでよかった。悪運が強い。

そうは言っても、結局は締め切りにギリギリ間に合うぐらいの時に取り掛かった。この癖をなんとか直したいと思うだけで、実行に移せない。ストレスが溜まるだけなのに。

見積もり通りに締め切りに間に合う経験が多過ぎた。この頃には直前徹夜は当たり前、締め切り数分前に終わるようなことが多くなっていた。

修士1年は比較的平和に終わった。なにせ修論を出すまでまだ1年残っているのだから。研究など何も進んでいない。ゲームしかしてない。

1年間誤魔化し続けたが、教授に申し訳なくなってくる。もっと厳しい教授の方が自分には合っていたかもしれない。

今までのあらゆるツケが回ってきた。

そもそも働きたくないのに就活をしなければいけない時点でモチベは最底辺。

コロナで人と会わないせいで他の人の就活情報が入ってこないのが致命的になり、ほとんど何もせずに今に至る。

唯一働いてもいいかと思える1社だけ選考が進んでいる。これに落ちたら何も当てがない。

自分の中では少し諦めがあり、また留年や休学が頭を過ぎっているが、最近親のプレッシャーが半端ない。

顔を合わすたびに就活について聞いてくる。最終的に上手くいく前提で、親身になって聞いてくる。つらい。もう心の限界だよ。

自分が今まで精神をすり減らして乗り切って来た人生を親は順当に進んできたと勘違いしている。

誤魔化し続けた自分も悪いが、俺はそんなに真っ当な人間じゃないんだよ。

周りが上手くいっている人ばかりなのもよくない。最初から身の丈にあった人生を歩んでいれば、こんなことにはならなかったかもしれない。

いや、それも言い訳か。

逃げの選択肢が欲しい。なのに周りには見当たらない。八方塞がり。こうやって自殺者は増えるんだろうな。

幸い自分は生まで諦めてはいない。ネットを開けば似たような人はたくさんいるし、自分よりひどい人も多くいる。

視界が開けるのだ。暗闇に光が差すのではなく、同じ暗闇を感じる人が他にもいる。それだけでも心の支えになる。

ただ、近くに理解者がいないのが、光が差さないのがつらいだけ。ただつらいだけ。つらい。

この程度で音をあげるようではうんぬんと言われるかもしれないが、心の生存バイアスだ。周りにはそういう勝者しかいない。

ここまで書いてふと気づいた。ずっと自分の絶望感を綴ってきたが、逃げの選択肢が許されない環境にあっても、

自分の中で逃げを肯定するのはどうか。

周りの影響を受けて自分自身も逃げに対する恐怖があったことから、他から逃げを与えられることを求めていたが、

自分自身で認めてしまえば少し気が楽になった。結局人生はなるようにしかならないといったところか。

もちろん周りからあまり良い印象はないだろうし、不利益もあるだろうが、八方塞がりな状況に比べればマシだ。

いや、しかしこの選択肢に甘えてはダメだな。自分の性格からして逃げがあると何もやらなくなってしまう。

それでもこうして考えてみた事で色々整理できてよかったのかな。

まとめるとこんな感じか。

「これまで誤魔化し続けた人生だったが、誤魔化しきれなさそうな局面で絶望を感じて勝手にしんどくなっていた。

ダメになった時のことを自分の中で認めることで少し気持ちが楽になる。

この気持ちならまだ取り掛かれるかもしれない。(やるべき)」

自分の性格がすぐ変われるとは思わないが、就活も結局は避けて通れなさそうなので、もう少しやってみるかという気持ちになった。

まあ今からだと遅すぎるが、やらないよりはいいな。

あとは修論が何も手についてないのはどうしよう......そもそも卒業できるんか?

もしここまで読んでくれた人がいたなら、勝手に気持ちを吐き出して勝手に納得する乱文になってしまって申し訳ない。

読み返してみると一瞬だが、書いてみたら2時間程経っていたので急な心境の変化は許して欲しい。

他に心の限界が近い人がいれば、気持ちを書き出すのもいいかもしれない。

私は少し楽になった。

  • まだなんも失敗してもいないのにそこまで心配できる増田はなんだかんだちゃんとやれるよ。頑張って

  • 俺も院卒で、研究もロクにやらず就活も苦労したクチ(学内で一番最後に決まった)なので、気持ちはよく分かる。 自分の過去を思い出したよ。 まあ結局は頑張るしかないんだが、「低空...

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