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日本においてコロナの対策や対処がまずい、政府が無能だという意見が結構みられると思うんですよ。自民党がだめだとか。たしかにだめだと思うんですよ。
でもじゃあどこか別の党が政権を取るとうまくいくのかっていうとそこがいまいち信じられない気もする。
ここで重要なのは、論理に基づいて進めようっていうことだよね。
飛沫と感染の因果が最も高い、とか。
自分の仕事の身の回りでも思うんだけど、日本の組織（国とか企業とか、要は日本人で多くが構成されるところ）っていうのは、論理を信じてない。論理を最上位に置かない。人間関係とか
、現実の状況みたいなことを最上位に置く。だから議論に負けると人間関係ももつれる。議論は共有する論理をつくっているだけなのに。
日本の偉い人は人事を再重視する。戦略（←論理）じゃない。まあ終身雇用制度のせいでもあるんだけど、論理が最初にあって、そのために技術や人を動員しようと思わない。人が最初にあって、あとは状況に合わせてなんとかしろ、ばっかり。口寂しいからキーワード（マンボウとかDXとか）を言うだけ。
思えば自民党政権だからダメだ、だからXX政権なら良いっていうのも、やっぱり「誰がやるか」先行発想なんだよね。
そうじゃないんだ。論理から行くんだ。事実と因果に基づいてものを進めろ、それができるのは誰だ、という順番だよね。誰なのかわからないけど。
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