自分が金貸し屋になるとよく分かる。
支払い能力未知数の学生にあんな低金利な上に取り立てゆるゆるのローンを組むのは本当にヤバイ。
いくらでもバックれられておかしくない。
受けるためのルートがある程度しっかりしてるとか、親が存命だからとか、そういった理由付けは出来るんだがそれにしたって緩すぎる。
闇金のように何割かにバックレをくらったら他の奴から多く取ればいいだけというシステムにはなってない。
支払猶予もめっちゃ緩い。
住宅や車のローンっての結局は単なる分割払いで手数料がやたらと高いだけ。
でも奨学金は卒業するまでの4年間というクソ長い滞空時間がある。
こんなの普通のローンだったら絶対にありえない。
とにかくローンとしては意味不明に借りる側が有利なんだけど、それに対して文句つけまくってる層は「奨学金=貰える」という意味不明な固定観念が強すぎるだけじゃないのか?
多分、奨学金なんてものはドラマか漫画かスポーツ特番ぐらいでしか知らないんだろう。
まあ確かに「奨学金」という言葉の中に「お金上げるから入学してください」と「学費用のローンを超有利な条件で組ませてやるよ」がごっちゃで入ってるのは日本語のバグではある。
「奨学金」という言葉を完全に言葉狩りして、「奨学報奨金」と「奨学ローン」にきっちり分けるべきなのかも知れない。
だがその言葉のバグを槍玉に挙げておけば、学費に対して超有利条件のローンを組ませてもらったことに対して逆恨みのようなことを言っていいわけじゃないだろ?!
改めていうが、奨学金という名前の学費ローンはマジで滅茶苦茶に借りる側有利な仕組みなんだ。
貸す側からしても、踏み倒すという発想に乏しい学生に数百万のローンを出世払いで貸し付けることは有利な商売であるという面はある。
それでお互いに利益があるから、借りたり返したりしてるわけで、それに対して「こんなことなら借りなかった」と安易にいうのは「それなら学歴なんて要らなかった」と言うのと一緒だ。
確かに、社会に出てみれば結局学歴なんていらなかった気がしてならない。
だがそれで悪いのはローンを貸してる側か?
違う。
無能な日本の人事部だ。
悪いのは大学の学歴でしか人間を見れないくせに偉そうに足を組んで面接をしてくる日本中の無能人事共なんだ。
戦うべき相手を間違えはいけない。
君が憎しみを抱くべき相手は、日本という国の面接制度。
各社の人事部にいるクソ無能共と、そいつらを洗脳して金を儲ける裏で糸を引くリクルート系の企業だ。
就活業界こそが諸悪の根源なのだ。
リクルートだけが悪者なの?マイナビやenは悪者じゃないの?
一番の悪は「プログラマーになれば手に職だぞ」と人売りSIerに行かせようとしてるプログラミングスクール系かな。
最後人格乗っ取られててウケる