2021-04-27

同人を潰そうとする愉快犯を訴えても根本的な解決にはならない

ウマ娘界隈でわざと馬主を怒らせようとする捨て垢が引き起こした事件は記憶に新しいが、ああいう手合いを脅迫罪で訴えたり、公式側で迷惑だと表明すべきだという意見を目にしたが、絶対に逆効果になる。

彼らは場が荒れて人々が怒りだすことそのものを目的としており、ちょっとした書き込みで世間がパニックになることを至高の喜びとして活動しているからだ。力でもって力を制そうとすれば、彼らも匿名通信ソフトのTorを使って更にシャレにならない攻撃をするだろう。

ではどうすべきか?他所へのちょっかいや悪戯が大好きな淫夢や恒心教といった例のアレ界隈を長らく観察している自分が思うに、こういう事件の再発を防ぐには、まず彼らが抱えている心の隙間を埋めてあげることが肝要だ。

例のアレコミュニティでのユーザー同士の雑談を見ていると、悪戯をしても許された無邪気な少年時代に対する固執が妙に強いのだ。何も考えず過激なギャグマンガやバラエティー番組を毎日見てゲラゲラ笑っていたあの頃が二度と戻ってこない哀しみ。

荒らし側も一枚岩でない事は承知だが、その言いようもない寂しさを釣りや荒らしで紛らわしている一面があるのは間違っていないと感じる。子供時代の心残りを解消させる“何か”を与えることで彼らの暴走を食い止められないか?

今のインターネットは力押しだけで戦おうとしたら100%負ける構造になっている。皆一度立ち止まって、例のアレや荒らし行為の代替え品となる誰にも迷惑をかけない新ジャンルを真剣に考えてみるのも一計かもしれない。

  • オタクが周囲を気にするのは自意識過剰ではなく 周囲は悪意ある眼で中止しているのがよく分かった騒動

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