2021-04-23

anond:20210422131259

笠松のじいさんのセリフが思い出される...

「今朝早く業者がつれにくるってンで、ゆんべ御馳走食わしてやったンだ。そしたらあの野郎、察したらしい。今朝トラックが来て、馬小屋から引き出したら、入り口で急に動かなくなって、おれの肩に、首をこう、幾度も幾度もこすりつけやがった。見たらな。涙を流してやがんのよ。こんな大つぶの。こんな涙をな。十八年間オラといっしょに、それこそ苦労さして用がなくなって。オラにいわせりゃ女房みたいなあいつを。それからふいにあの野郎自分からポコポコ歩いてふみ板踏んで、トラックの荷台にあがってったもンだ。  あいつだけがオラと、苦労をともにした。あいつがオラに何いいたかったか。信じてたオラに。何いいたかったか。」

北の国から より

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