2021-04-15

著作権をよく知らない人間が多すぎる

さっき、某ジャンルで作品を勝手に加筆修正した上に製本したと作者本人のマロに凸った人間がいることを知った。

某ジャンルにはそういう人間が潜んでいるということを知り、某ジャンルの作品を書いている身としては本当にありえないと思った。

著作権や無断転載など、近年の同人界隈では見慣れた単語となってきた。しかし、果たしてその意味を理解している人間はどれほどいるのだろうか?

「無断転載禁止」という文言が書かれていても、無断転載はなくならない。あまつさえ勝手に改変され本を作られ頒布までしようとしている。それが許されていいのか?

最近、裁判所で公式に同人誌にも著作権はあるという判決があった。その該当記事は流し見しかしていないが、著作物の定義に基づいて判決が下されたようだった。これは漫画の場合だが、小説でも言えることではないだろうか。裁判については各自調べてほしい。

著作権について、詳しくはこちらのサイトの方がわかりやすいと思う。

http://kids.cric.or.jp/intro/01.html

基本的に私たちが創作したもの、例えばこの記事だって著作物である。ツイッター上の140字にだって著作権はあるのだ。

それを知らない人間はどれくらいいる?

今や情報化社会なんて呼ばれるところで、ツイッターやインスタなんてみんな当たり前に使っている。中学生だって小学生だってそういったSNSを使おうと思えば使えるのだ。

これは警鐘であると考えている。

オタク文化というのが根付き始め、テレビでもアニメや声優の特集をゴールデンの番組で目にすることも多い世の中だ。

二次創作を隠れてやる人間が少なくなってきている。ツイッターというオープンの場で、ゾーニングもできていない二次創作者が多くなってきた。その中で、どう界隈を盛り上げながらも公式が口を出さない状態を保てるかが今後の課題になってくると思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん