時節柄、受験の話を増田含めそこかしこで聞くから、思い出したことがある。
10年以上前のことだ。
第一志望だった国立大学の2次試験のとき。目の前の席のやつが、おもむろに上着を脱いだ。
白いカッターシャツを着ているのだが、その下に着ているTシャツがうっすらと透けている。
顎の長いボサボサ髪の男性の顔とともに、見覚えのある文字で「ざわ・・」といくつも書かれている。
https://cospa.co.jp/detail/id/00000007928
これだ。
俺の目の前にカイジがいた。
第一志望の試験開始前でピリピリしていた俺は、思わず弛緩してしまった。
そして試験中ずっと気になって気になって仕方がなく、時折集中を欠く場面もあった。
こんな盤外戦術ありか。
こっちは文字も絵も何もプリントされていない無地の服をわざわざ買い揃えたというのに。
ひらがなだからありなのか?インナーだからありなのか?
結局この学校には落ち、滑り止めの私立に進学することになった。
まあ、元々背伸びした志望校で、そのくせ勉強もあまりしていなかったから、このことが原因で落ちたとは言わない。
だけど今でも時々思い出しては、「カイジ、受かったのかなあ」と気になってしまう。
こんなの着ていくの、アキバかコミケだけにしてくれよ。
精神的に優位に立ちたくて当時はまっていた嘘食いの漠っぽくカリカリ梅を休み時間に食べてた もちろん落ちたよ anond:20210203155120
笑っちゃったけど盤外戦術やめーや! 他人を落とすことより自分が受かること考えてくれ!