でもオッカリンさんは泣き過ぎだとおもうの
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天秤の両側に犠牲者を積み上げ、常に数が少ない方を選択してきた衛宮切嗣はその存在自体が間違っていたのだ、と我々は学んだのではないか。 まゆりを殺して紅莉栖を助けるか、紅莉...
「主人を犠牲にしないために、他の者を犠牲にしても仕方がない。王を求める世界の理屈というのも、結局はそれにとても似ている。ーー恭には王がいない。これから先、幾万の民を犠...