2019-07-01

自己肯定感低い人は料理するといいと思う

実体験。自己肯定感が低くてひきこもりまで行ったんだけど、

料理するようになって劇的に回復したんだよね。

最初は母親がいない日に、甥の中学生男子に

トマトソースパスタを作ったんだ。

たしか今日の料理の落合さんのレシピだったと思う。忠実に作った。

なんでそんなこと思ったのかは覚えてないんだけど、

家の中でも肩身が狭い俺を、にいちゃんと慕ってくれる

スマブラ仲間の甥っ子にちょっとでも

かっこいいところ見せたかったんだと思う。

フライパンなんて大学の時の一人暮らし以来ほとんど持ってなかったし、

包丁もおぼつかなかったけど、なんとか作った。

トマト缶とニンニクとオリーブオイルだけのシンプルなパスタ。

それを甥っ子が食った瞬間、「あ、うまっ」って言ったのね。

そのあとは無言で俺の作ったパスタをモリモリたべて。

皿を舐め回すくらいまで綺麗にして、

「はーーー。うまかった。にいちゃん、料理すごい上手だね。

おれ今まで食った中で一番美味しいパスタだったかもしれない」

と言ったのさ。

いや、そんなこと無いだろうと思ったんだけど、

すげえーーー嬉しくて、でも喜ぶと格好悪いから飄々として、

「お、そうか?なら良かったよ。また作ってやるよ」なんて格好つけちゃって。

それから、何度か遊びに来るたびに飯を作った。

その度に、すごい勢いでモリモリ食べて美味しかった!!と喜んでくれた。

そうこうしてるうちに、もっと作ってみたくなり、

母親や家族にもご飯を作ってみることにした。

最初はとまどっていたものの、無気力になっていた息子がやる気を出したことを

両親は喜んだ。飲んでいた薬もだんだんと減っていき、

社会復帰もできるでしょうという医者の診断ももらえるようになった。

その後、料理教室のアシスタントをしたのち、

今は一人で料理の先生をやっている。

自己肯定感の低さに悩んでいたら、料理を作ってみてほしい。

できるだけ簡単で、他の人の口にも合うものを。

本心からの美味しいという感情を隠すことは難しい。

それを見たらきっと癒されると思うんだ。

  • 現実が分かってないな。 非モテには飯を食わせる相手などいない。

    • 俺も甥っ子は本当にラッキーだったけど、 次に食べてもらったのは母親だったよ。 すごい喜んでくれたよ。

  • 生徒さんを食べちゃったりしますか?

  • 甥っ子に感謝、甥っ子を育てた兄姉に感謝だな

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