2011-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20110115175430

「力尽きた」んじゃなくて、ライトノベル要素が「一般小説に定着した」んだろ。

SF要素が「一般小説に定着」して、ごくごくフツーの小説に「火を点ける超能力」だの、「物の記憶が読める能力」だのが登場するようになったように。

十代の人間が抱える「万能感」と、現実ではその能力を活かせない「孤独感」を、活かせる「世界」と認めてくれる「仲間」を与えることで救ってきたのが、ライトノベル本質だ。

元増田が並べている作品は、まだまだ新しいライトノベルルーツと言えば新井素子だろう?

「万能感を持ちながら孤独に甘んじていた魂が、仲間を得て世界を救う話」がライトノベル本質だよ。

記事への反応 -
  • 一時的に文庫本業者をにぎわしていたライトノベルであるが、ついに力尽きたようである。 ライトノベルはハッピーエンドの読み捨て娯楽小説であり、男性向けハーレクインロマンスと...

    • 「力尽きた」んじゃなくて、ライトノベル要素が「一般小説に定着した」んだろ。 SF要素が「一般小説に定着」して、ごくごくフツーの小説に「火を点ける超能力」だの、「物の記憶...

      • ライトノベルほどの大きなジャンルのルーツを作家一人に求めるのもおかしな話。 漫画、エロゲ、CRPGやTRPG、児童文学に純文学は、ラノベのルーツじゃないのか? そもそも「万能感と孤...

        • 「ボーイズラブ」は栗本薫一人に起源を求められるよ。 「本質」を問うのだから、出来るだけ「簡素」にまとめるのは基本だろ。 ファンタジーと言えば「剣と魔法」というのと同じ。 ...

          • 栗本薫一人に起因を求めて外野が納得してるから当事者たちからそれ以上の詳細が出てこないだけで、栗本薫だって神坂一に過ぎない。

            • 外野は納得していないと言うか、誰も本気で取り合っていないだけだと思うが その辺のやおい論適当に読むだけで「それ以上の詳細」はいくらでも出てくるよ ぐぐってみれば

          • 栗本薫をボーイズラブの起源にされるのはちょっと……w せめて「風と木の詩」(竹宮惠子)にしといて。

    • 涼みやハルヒもとらドラも化け物語も読んでない俺が詳しそうな人にたてつくのは心苦しいけど ライトノベルはハッピーエンドの読み捨て娯楽小説であり、男性向けハーレクインロマ...

      • 適当にラノベのシナリオをまとめてみるけど、最近のラノベの方が恋愛要素多いよね。 ついでに昔のラノベの主人公は最初から強かったけど、今は無能力が多い。(代わりにヒロインが...

      • オーフェンは作者のHPかなんかで延々後日談が連載されてるとかされてないとか聞く。 本編のオチは無防備マン大絶賛モノでちょっとついてけなかった。 地人の姫とか出てきて古代の...

    • 「一時的に芸能界をにぎわしていた女性アイドルブームであるが、ついに力尽きたようである。」でも書けそうだ。

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