2011-01-06

人が要らなくなる、ということ

それは、食えなくて死ぬ人が、出るということ。

それは、コストダウンするのに不可避な物だということ。

それは、右肩上がりの終りということ。

それは、停滞、または縮小ということ。

それは、隣人を傷つける争いの始まりだということ。

それは、自然の掟。

それは、摂理

摂理からは、逃げられない

掟は、破ることかなわず。

それは、背水の陣

それは、できるかぎり早くに前に進むしかないということ。

それは、遅れれば遅れただけ不利になるということ。

それは、先天的格差の始まりだということ。

それは、遅い人にはあらゆる艱難が振りかかるということ。

それは、早い人が遅い人に与える物だということ。

艱難は、遅れれば遅れるだけ肥え太り、

格差は、遅ければ遅いだけ広がり、

決定的となる。

から

限り無く早く、限り無く強くならねばならない。

奪われる側から、奪う側に回らねばならない。

与える側から、与えられる側に回らねばならない。

崇拝する側から、崇拝される側に回らねばならない。

格差は肯定せねばならない。でなければ早く強くなった意味がない。

隣人を愛を込めて殺せ。

隣人の屍は踏み越えねばならない。誉れ高き貴い死を、踏み躙り、より高く、より強く。

  • そんなのは人を必要としていたんじゃない。 始めから踏み躙って生きていたのだ。 今までは少しばかり余裕があったから, 自ら人を踏みにじる気持ち悪さを覆い隠すために いろんなも...

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