2010-12-13

20年ぶりに故郷の近くに宿を取った

といっても隣町だけど。18の時に家を飛び出して、仕事を探しながら南へ北へふらふらしつつ、資格とったり嫁をもらったりしながら食うには困らない生活が出来るようになった。この6年ばかりは一つ所にいて、ついに家でも買おうかと思ってた所だった。

で、20年ぶりに仕事故郷の近くに宿を取ることになった。故郷と言っても両親はもうすでに他界して、実家はないんだけどな。

初冬の澄み切った空の下、たぶん例年より暖かいだろう街を歩いていると凄く空気が体になじんでいるのに気がついた。なんだろう、隣の県には仕事柄良くくるので気温は変わらないはず。でも、全然違う。湿度のせいだろうか?感じない何かがあるのか?この20年間で一番ゆったりとした気分になれた。背筋の硬いものがとれてしまった感じ。

どうしよう。家を買うのをやめて、仕事もやめて戻ってこようか。

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