好意というものに飢えている。
ささいなこと、例えばジュースを奢られたり、旅のお土産をもらったり、そんなことが涙がでるほど嬉しい。
自分が誰を好きか、じゃなくて、自分を好いてくれる人だったら誰だっていい。
ただ、そんな俺がデリヘルを呼ぶのは、矛盾してる気がする。
趣味らしい趣味は、あるといえばあるし、ないといえばない。
週に4日、1時間ジムでトレーニングをして、週末は必ず一日2時間歴史か英語の勉強をする。
それを趣味といったらそうかもしれないけど、目的もなければモチベーションもない。
街にも月に一度くらい出る。
服を買うか、美容院にいくか、献血に行くか。
別に好きというわけじゃなくて、他人と関わるのが気持ちいいんだと思う。
服屋の店員、美容師、献血ルームのスタッフ、かわす言葉はわずかだけど、他人と関わってる実感がわき少しだけ気持ちがいい。
20代ももう僅か。
金は貯まったといえば貯まったし、貯まってないといえば貯まってない。
30までに1000万貯まってるはずだったけど、あと一年じゃ難しい。
年収500万になっていたかったけど、それも難しい。
ところが、中途半端に金ならある。
デリヘルを月に1、2回呼んだって、貯金が出来る。
それがまずい。
1人暮らし、それもまずい。
なんとかやめる方法はないでしょうか?
デリヘル辞めたい理由がわからんのだが。
就職できなくてキャバクラや風俗で働く女子大生とかいる時代だし、金あるなら使ってくれたほうが親切だと思う。