ネタバレ有り
読後感はまぁまぁといった所。
舞台設定を面白くして「世界観をワクワクさせる為のSF」では無く、真実を突き詰めていく「推理モノを作るためのSF」だった。
たぶん、
「ここは発想を逆転だ!」ってのが連続して出てきて、モノの見方がころころ変わっていく様に興奮し、
ルナリアン(というか人類)の歴史に思いふけってシミジミする、という2点を楽しむ本なんだろうな。って思った。
月は後から地球にやってきましたよってネタは、今となっては苦笑しちゃう所だけど、77年の時点では面白い考え方だったのかな?
とりあえず、30年前の本として、そこそこ楽しめたのでよかったです まる
ツイートシェア