2010-11-29

http://anond.hatelabo.jp/20101129191744

3億円の封筒を親から渡されて、寮生活で何か突発的に困ったことがあったら使えと言われた。


昨日の夜、突発的に金が必要になり、封筒から1億円を抜いた。

翌日、銀行から1億円下ろして、封筒に入れようとしたら、1億円しか入っていない。

2億円入っているはずなのに、1億円しか入っていない。。。1億円足りない。

泥棒が入ったのでなければ、同居人以外に金を盗める人はいない。

金に困っている同居人が盗んだに違いないと思った。


決して裕福じゃない両親が、もしもの時のために渡してくれたお金を盗まれた。

昼に外で会ったときは平然とした顔をしていた同僚に怒りを覚えた。

同時に、大事な金が入った封筒を、机の上においたままにしていた自分を恥じた。


時間後に帰宅する同居人をどう問い詰めるべきだろうか。

そんなことを考えながら、証拠として突きつけるために、家計簿的な日々の収支表を取り出した。

財布の中の金額と照らし合わせると、金額があわない。財布の金が1億円多い。

どうやら1億円抜いたつもりが、2億円抜いていて、そのことを忘れていたようだ。

「1億円急に必要になった」という事実が、間違った記憶を作っていたんだと思う。


お金がなくなっていなかったことに安堵する一方、たかが1億円で人を恨んでしま自分に呆れた。

今まで人を恨んだことなんてないし、恨みたくなんてなかったけど、

俺って、たった1億円で人を恨んでしまうんだな。

俺ほんとにしょぼいな、っていう話でした。

いや、俺ほんとにしょぼいわー。金庫とか買えって話。

記事への反応 -
  • 3万円の封筒を親から渡されて、寮生活で何か突発的に困ったことがあったら使えと言われた。 昨日の夜、突発的に金が必要になり、封筒から1万円を抜いた。 翌日、銀行から1万円下ろ...

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