大臣は、気楽な稼業ときたもんだ。
都合の悪い事を聞かれたら、個別の事案については答えを差し控えます、法と証拠に基づいて適切にやっていますと答えれば、どうにか格好がつくという。
この手の言い逃れには他に「重大な関心を持って見守っています、やるべき事はやっている、評価は歴史が決める」というのがある。
有権者・国民を馬鹿にしているわけだが、騙される方が悪いという考え方で国会議員をやっているのであろう。
地位や環境がどんなに変わっても、その人ができる事は、その人が普段やっている事だけである。総理大臣の地位につきさえすれば、途端に、政治家として最高の仕事ができるようになるというわけではない。能力のある人が地位につくのが本分なのだが、能力が無いのに地位につきたがる人が地位に付き、恥を晒すだけならばまだしも、国益を損なうというのが民主党政権の現実だ。