育てられた環境てのは、本当に大きいなと思う。
例えば、自分の育った家では病気や怪我をするとまず最初に怒られた。
何が原因なのかを問い詰められ(昨日何をしたのか、薄着だったのか、等々)それが全て怒りに満ちている。
翌日になれば、体調が回復しない理由を挙げ連ねられる。
口調さえ普通ならば感じ方も違うのだろうが、とにかく怒ってる。
他の人に「子供が病気になった不安から怒ってしまうのだろう」と言われたことがあるが、
熱のある子供の足引っ張って家の中ふりまわすのも不安からなのか?
まあ、そんな感じで病気になると怒られるという家庭だった。
その後、自分が大人になってからだが、親と同様、自分も、友人などが体調不良になるとまず問い詰めてしまう。
最初の「どうした?大丈夫か?」を言うよりも先に問い詰めてしまう。
一言二言言ったところで気がついて止めることが多いのだが、どうしても問い詰めから入ってしまう。
親にそうされることが嫌で嫌で仕方なかったのに、自分もそうなってしまっている。
人としての根本的なやさしさとかが育たないで来てしまった気がする。